こんにちは!理学療法士のナオです。冬になり寒い日が続いていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?私はおいしいものに目がくらんで、順調に太り始めています。

 さて、冬期間で気を付けなければならないことは、積雪や路面の凍結などによって起きる転倒です。若い人であれば「痛い・・・」程度で済むかもしれませんが、高齢者の場合は骨折のリスクが高くなってしまいます。高齢者の転倒による骨折は様々ですが、有名なものに大腿骨頸部骨折があります。

 大腿骨頸部と聞くとあまりピンとこないかもしれませんが、太ももの付け根の部分です。立つ~歩くという動作の軸になる部分であり、ここを骨折すると、自力で立ち上がること自体困難になります。腰から下の部位を痛めてしまうと日常生活が制限されてしまいます。もともと足元がおぼつかない状態だったと仮定すると、骨折して手術を検討するにしても、あまり動かなくなると寝たきりになることだって考えられます。これを予防するためには離床、リハビリテーションが必要になります。

 では、離床する前にどのような手術があるのかを簡単にご説明します。高齢者の場合、骨がもろかったりするので、人工の骨頭をはめ込むという人工骨頭置換術が行われること多いようです。メリットとしては、術後すぐに体重をかけることが可能になります。先にも話しましたが、ご高齢の場合は骨折自体が問題になることは少なく、むしろ骨折後に動かない期間が長引くことのほうが問題になりやすいのです。それを予防する意味でも、早期に足に荷重をかけることができれば活動性が上がりやすく筋力低下を最小限にすることが可能となります。

 ただし、よい面ばかりではありません。それは、脱臼というリスクがつきまとうからです。手術では人工骨頭をしっかりはめ込みますが、無理な動作をしてしまうと骨頭が外れる(脱臼する)場合があり、再手術という笑えない事態になりかねません。

 次回は術後の脱臼について、もう少し掘り下げ、退院後の対処法や離床時の注意点などをお伝えできればと思います。お楽しみに。
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