こんにちは!理学療法士のナオです。フィジカルアセスメント2回目の今回は、息切れとチアノーゼについてご紹介していきます。

 一般の方でも運動をすると息が上がることは経験上わかると思いますが、年齢を重ねると軽い動作でも息切れが起こりやすくなるのはなぜでしょうか?原因は色々と考えられますが、心臓や肺の機能低下、全身の筋力低下(運動不足)が多いかと思います。これらの場合は適切な離床の段階を踏めば、息切れをしにくい身体を作ることができます。

 離床の際に見ていただきたいポイントは、会話が可能かどうかです。会話が途切れるほどの負荷だと強めなので、少し軽めに負荷を設定しましょう。息が切れること自体は正常な反応なので、それを理由に動かないということは避けるようにしましょう。

 ただし、ここで注意点があります。チアノーゼという言葉をご存知でしょうか。唇や手先が紫や青色に変化してしまう症状で、酸素不足や血流障害の指標になります。人の身体というのは生命に関わる主要な臓器(心臓など)への血流や酸素を優先的に確保するように働いており、酸素不足などに陥ると手や足などの血流を切り捨てる傾向にあります。結果として色の変化や冷感などが現れます。

 つまり、チアノーゼが出ている状態というのは身体に負担がかかり過ぎていることになるので、離床は中止した方が無難です。私の場合だと、パルスオキシメーターという酸素を測る機器をみながら徐々に負荷を上げていきますが、主治医には指示を仰ぐことになります。どちらにせよ、難しい判断ですね。

 チアノーゼがなく息切れだけであれば、散歩やジョギングといった有酸素運動と、足の筋力トレーニング(重りやゴムチューブも効果的)を組み合わせる離床がおすすめです。足の筋肉は身体の中でも大きな部位ですので、筋力がつくと息切れの軽減など効果も得やすいようです。

 息切れはわかりやすい指標なので、ぜひ確認しながら離床を進めてみてください。ただし、自覚しやすいがゆえに「動くことが辛い」と感じてしまう場合も多いので、動き始めはとくに慎重に実施していきましょう。

 いかがだったでしょうか?次回はむくみと体重についてお伝えしますので、お楽しみに。
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