こんにちは!理学療法士のナオです。在宅で高齢者の方々とお話をしていると「ただの腰痛と思ったら、腰の骨がつぶれてた」などという情報を頂くことがあります。

 高齢もしくは女性は特に注意したいところですが、腰椎圧迫骨折といわれる立派な「骨折」です。

 高齢者や閉経後の女性などは骨粗しょう症になりやすく、骨がもろくなってきます。その時に、椅子やベッドに勢いよく座ったり、転倒してしまうと腰に衝撃が加わり圧迫してしまうため、腰椎がつぶれるという事が起こります。

 手術適応でなければコルセットなどで対応しますが、当然痛みも強いです。経過観察となれば、入院せずに自宅で療養することも多いですが、痛みや不安から活動性低下が助長されてしまいます。

 医者が動くことを許可しているのであれば、痛みの許す範囲で起き上がり、歩行することをお勧めします。

 しかし大多数の方は、痛いから動きたくない、もしくは動くと悪化しそう…と考えます。これは寝たきりの高齢者を作ってしまう原因だと肝に銘じてください。骨折する直前まで普通の生活を送れていたのなら、1~2日で筋力がストンと落ちることはまずありません。ですが1週間~1か月と動かないと、起き上がれない・歩けないといったことに波及してしまいます。

 実際、痛みに対しては過度に不安を訴える人は、自立までの道のりが遠ざかる印象があります(無理をしろというわけではありませんが)。その場合は、腰以外の場所をとにかく動かす努力をしましょう。 ちなみに、痛みが軽減してきたら医者に許可をもらい、コルセットを外すように心掛けてください。受傷直後は痛みの軽減を目的としますが、固定により筋力低下につながりやすくなります。

 いかがだったでしょうか。実際に腰椎圧迫骨折の方は、適切な動作指導を受けていない場合がとても多く、何度も痛みを繰り返すこともあります。勢いよく座らないなど、ちょっとしたことで予防可能なものですので、ぜひ知識として覚えておいてください。

 この連載は今回で最終回になります。長い間ご愛読、ありがとうございました。また機会があれば在宅でのリハビリについて、お話しします!
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