第9回『ボディメカニクスの原理を利用して、少しでも安楽な移乗介助を行いましょう!』

こんにちは!介護福祉士の木蓮です。
今日は、日頃、介護をしていて、お悩みの方も多いと思いますが、ベッドと車イスの間の移乗の仕方についてお話ししたいと思います。特に女性の方は「重くて出来ない、腰を痛めて辛い。」という方も多いと思います。実は、私も介護を始めたばかりの頃は、なかなか上手く出来ず、別のスタッフに交代してもらった事も多々ありました。しかし、ほんの少しのコツで、女性の方も出来るようになりますので、最後まで読んで頂けたらと思います。

私が介護の仕事を始めた頃、Rさんという90歳近い女性の入居者様がいました。
背中が丸まっていて、大腿部の圧迫骨折をしていたので、ほとんど寝たきりの状態でした。最初、Rさんを車イスからベッドに移乗する事が出来ず、本当に悩んでいました。背中に手を回しても猫の背のように丸まっている為、上手く持ち上がらず、Rさんを床に落としたらどうしようという恐怖心で、私の足が震えて動かないのです。
そこで、当時のリーダーだった方に、横について見てもらっていました。すると、ある事に気付きました。私の足の開き方が足りず、且つ腰をしっかり落とさず、深く入居者様の身体と密着していないため、腕の力でグイッと引っ張り上げようとして上手く持ち上がらないという事でした。そこで、リーダーが教えて下さったように、しっかりと足を大きく開き、深く腰を落とし、入居者様を抱えました。すると、魔法にかかったようにRさんをスッと抱える事が出来ました。そして、ベッドに上手く移乗出来たのです。Rさんにも「やったね!上手だったよ。」と嬉しそうに誉められました。これが、よく介護のテキストに出ている「ボディメカニクスの原理」を活かした移乗の仕方だったと、後に気付きました。

余談ですが、私の身長はかなり小さい方です。(横幅は何とも言えませんが…。)あまり、介護の仕事をするのには、適していない背格好に見られることも、よくあります。しかし、この「ボディメカニクスの原理」を利用すれば、小柄な女性の方でも、無理に力を入れずに移乗が出来ます。また今後も、このブログを読んで下さっている方の介護にお役に立てる情報があれば、お伝えしていきたいと思います。

さて、次回は「認知症サポーター養成講座(キャラバン・メイト)について」のお話しです。お楽しみに!
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