食中毒・感染症

介護現場での食中毒・感染症

介護現場で食中毒や感染症が発症すると、高齢者の生命に危険が生じかねません。 例えば、感染症でいえば肺炎。高齢者は免疫力が低下していますので、肺炎にかかりやすく、重度化した後、死に至るケースも少なくありません。また、集団感染を起こす可能性があるのは、インフルエンザ、感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症など)、腸管出血性大腸菌感染症などが挙げられます。

食中毒の恐ろしさは、発症してから回復までの期間が長いこと。その症状は、下痢や嘔吐、発熱などで苦痛を伴い、身体に大きな負担がかかります。高齢者は抵抗力が弱いため、感染症と同じように食中毒にもなりやすく、細心の注意を払う必要があります。

食中毒・感染症への対応

食中毒が発症したときの対応としては、まずは原因を調べること。調査するのは保健所の役割ですので、どうしてこうした事態が起きたのか、正確に報告しなければなりません。

感染症に罹患した高齢者がいれば、集団感染を防止するためにも隔離が必要な場合もあります。

また、食中毒とは異なり、その症状は見た目にはわからないようなケースも少なくありません。特に認知症の人は痛みやツラさを言葉でうまく表現できないことが多く、発見が遅れがちですので、注意深く見守っていかなければなりません。

食中毒・感染症の予防

食中毒の予防の一つとして、食事を出すタイミングの工夫が挙げられます。食事の時間に、なかなか食卓の席に着かない人がいたときは、料理をテーブルに並べたままにはせずに、いったん冷蔵庫に保存しておきましょう。料理を食卓に並べたままにしていると時間の経過とともに細菌が増殖してしまい、食中毒の要因につながってしまうからです

インフルエンザなどの感染症の予防としては、手洗い、うがいなどをしっかり行うことが重要です。人の喉や鼻の中は粘液で適度に湿っていてウイルスなどの侵入を防ぐ役割があるのですが、乾燥してしまうと、ウイルスが体内に侵入しやすくなってしまうからです。

加えて、口の中が歯垢や歯石などによって汚れていると、細菌が増殖し、ウイルスが体内に入りやすくなりますので、口腔ケアもしっかり行うことが大切です。

食中毒や感染症につながりそうな出来事に遭遇したら、ヒヤリハット事例としてまとめておくことも必要でしょう。

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