転落事故

介護現場での転落事故

日本は超高齢社会を迎え、介護サービスを利用する人が年々増加しています。そうしたなか在宅や施設等の現場で、高齢者の転倒や転落といった事故が起きています。

例えば、ベッドからの転落事故。安全のために設けた柵を乗り越えたり隙間から落下してしまったというケースが少なくありません。

また、車椅子からの転落も多いと言われています。座っているので「事故は起こらないだろう」などと考えがちですが、そうではないのです。長い間、同じ体勢で座っていれば疲れてくるので徐々にずり落ちてしまったり、あるいは前傾姿勢になりそのまま頭部から落ちてしまうということもあるのです。

転落事故への対応

転落事故を防げなかった場合は、すぐに看護師に報告し、指示を仰いでください。ご家族の方にも迅速に連絡すること。軽傷だと判断をしても必ず状況説明をしましょう。

家族の方が「心配なので病院へ連れていきたい」と考える場合もありますが、施設側の状況判断をきちんと伝えて了承を得ること。また、必要な場合は市町村等の関係機関へ速やかに連絡をするようにしてください。

転落事故の予防

転落事故を予防するにはどうしたらよいのでしょうか。

例えば、ベッドを低くし、床にはマットなどを敷くことで対応できます。認知症の症状を抱える高齢者の場合は、見当識障害によって自分がベッドで寝ていることが分からなくなり、ベッド上で立ち上がり転落してしまうケースもあります。見守りセンサーなどを設置し、早く危険察知できるような対処が必要です。

一方、車椅子に長時間座っている高齢者の場合、転落リスクが高まりますので、様子をよく観察し、ずり落ちた状態になっていたら正しい姿勢になるようサポートしましょう。また、ずり落ちないようにY字型の専用ベルトや腰ベルトなどで固定する行為は身体拘束にあたるとされているだけでなく、高齢者にとって不快な気持ちや苦痛が生じるので、逆にリスクを高めてしまいます。その人がどういう生活を望んでいるのか、「心」に目を向けていくことが不可欠です。

また日々、介護現場で起きるヒヤリハット事例を職員間で共有していくことも大切です。

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