介護離職に関する助成金

介護離職の助成金

昨今ではセクハラをはじめ「○○ハラ」という言葉があちこちでよく見かけます。そのなかに「ケアハラ」という言葉があります。聞いたことがあるでしょうか?ケアハラとは、「ケアハラスメント」のことで、職場の理解や環境が整っていないために、「会社と介護どっちが大事なんだ」「介護保険を使えば良いだろう」というような攻撃を受けることを指します。
最近では、会社や上司からケアハラスメントを受けて介護離職へと追い込まれる労働者が増えています。このような介護離職者を防ぐために厚生労働省(以下:厚労省)は職場の環境を整えて、育児や介護のための休業を取りやすくしたり、円滑に社会復帰したりできるよう、企業に3つの助成金を支給しています。

1つめは「出生時両立支援助成金」というものです。出生後8週間以内に14日以上の育児休業をとった労働者がいた場合、企業に15万円以上の助成金が支給されます。これは男性労働者が育児休業を取りやすくするための取り組みです。

2つめは「介護支援取組助成金」です。労働者に仕事と介護を両立してもらうために取り組みを行った企業に支給される助成金で、厚労省が指定した資料に基づいて、①社内アンケートの実施②社内研修の実施・リーフレットの配布③相談窓口の設置を行った企業に60万円支給されます。

3つめは「中小企業両立支援助成金」です。「中小企業両立支援助成金」には3つのコースがあり、≪代替要員確保コース≫≪期間雇用者継続就業支援コース≫≪育休復帰支援プランコース≫というものです。労働者が育児や介護を理由に一時的に休業する場合や休業期間を終え、円滑に元の職場へと復帰できるよう企業に助成金が支給されるものです。
それぞれの助成金は企業によって要件や支給の金額が異なります。

上記のような助成金をうまく企業が利用することで職場の環境が整い、介護離職者を減らすことができます。
特に、これから介護が必要な高齢者が増えていき、労働人口が非常に減っていくことが予想されます。その中で、貴重な働き盛りの労働者を介護離職のために減らしてしまうのは、企業だけでなく日本社会に大きな痛手を負うことになります。介護や育児を行う者だけが、責任を担うのではなく、社会全体で見守り責任を負うことが、現在の日本には求められています。

介護離職についての関連記事

【関連キーワード】
介護何でも番付
Ranking
  1. 人材紹介会社ランキング
  2. 介護資格会社ランキング
  3. 民間介護保険ランキング
編集オススメ記事
Topic

編集オススメ記事

kaizyonoimeigi1 【第3回】介護士の女性ってどんなイメージ?20~40代男性に異性としての魅力を聞いてみました!

介護女子、いわゆるカイジョの恋愛事情などを検証する特別企画。第3回目となる今回は、20代から40代の…

201701271 外国人介護福祉士が急増する!?介護人材不足の切り札になり得るのか!

皆さんの介護の現場で人手は足りていますか? 忙しくて、疲れ切っている…。こんな状況は打開したいもの。…

介護士に向いている人、向いていない人 徹底分析!介護士に向いている人・向いていない人の考え方の差

介護士の仕事内容とは?介護士の仕事は大きく分けて、要介護者である利用者の方の身体介助と日々の生活…

PAGE TOP