介護離職の原因

介護離職の原因

介護離職とは、家族などを介護するためにやむを得ず離職するということです。要介護者の増加に伴い、近年では介護離職する人も増えていることから、社会問題の1つになっています。
介護離職の原因は、1つ1つのケースにより様々ですから千差万別です。ただ大まかな傾向を見てみると、まずは介護サービスが活用できていないという点が挙げられます。介護サービスには入居系施設、通所系施設、さらには自宅などにヘルパーさんが来てくれる訪問系サービスなど、様々なものがあります。また、介護保険は適用されませんが、ボランティアや有志の人などが行っている集いカフェなどもその1つに該当します。
介護サービスを活用できないことが原因で介護離職をしてしまう人の中には、こうした介護サービスがあること自体を知らないという人も少なくありません。また大切な家族の介護を、そのようなサービスに任せてしまうのは気が引けるという思いから、介護サービスがあることを知りながら、自分ひとりで頑張ってしまうと言う人もいます。

それから、仕事と介護の両立の難しさ、心身の疲れも介護離職の原因の1つです。仕事だけでも忙しのに、そこに介護が加わると、1日24時間では足りないと感じることもあるかと思われます。それでもやらなければならないと思い、仕事と介護にばかり追われていると、肉体的に疲労が蓄積されます。そしてその状態が続くと、自分の時間をとる余裕のなさなどから、精神的な疲労も蓄積されていきます。そうなると、自分の日常生活を滞りなく送ることすら難しくなってしまい、その結果として、介護離職せざるを得ない状況にまで追い込まれてしまうと言う具合です。

働いている人が介護の担い手になった場合、それを支援するための制度は国によっても用意されていますし、企業によっては独自の制度を設けているところもあります。しかし一方で、介護のために仕事をセーブする、あるいは休暇をとるということに対して理解がない企業があることも事実です。そのため、気持ちが追いつめられてしまったり、休みを取ることや時短勤務を続けている内に同僚に対する申し訳なさを感じてしまったりし、その結果から介護離職してしまうというケースもあります。

ただ結論から言うと、介護には、たとえ介護保険による補助が下りるとは言え、お金がかかります。そのお金を少しでも得るためには、やはり働き続けることも手段の1つです。また介護を離れて職場に向かい社会貢献をする、そして同僚や顧客などとコミュニケーションをとるというのは、気持ちのリフレッシュにも繋がることです。ですから介護離職は最後の手段と考えておき、まずは利用できるあらゆる制度、サービスを利用して、たとえ週に短時間、数日でも働き続けることを目標にすることをオススメします。

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