老人ホームの件数

全国の老人ホーム件数

ある程度の高齢になると、1人あるいは夫婦2人のみで食事・洗濯・掃除などをこなしながら日常生活を送るのは難しくなってきます。昔は家族の構成人数も多く、周りに親戚や子供たちが暮らし、ご近所づきあいも多く手伝ってもらえるので何とかなっていました。しかし、核家族化が進む中、子供たちが両親の面倒を見るのは難しいもの。近所との付き合いも少なくなりどんどん孤独化する中で、老後は老人ホームに入るという人が多くなってきています。

老人ホームの総数ではありませんが、施設形態ごとの統計がありますので、そちらを紹介します。平成26年の調査における介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の数は7249件、介護老人保健施設が4096件、介護療養型医療施設が1520件です。まだまだ十分とは言えませんが、高齢者が暮らしやすく配慮された施設で、多くの人が老後を家族ではなく他の高齢者とともに過ごしているのです。

老人ホームと言ってもその種類は様々です。それぞれに入居条件や受けられるサービス・特徴も異なり、費用も異なる老人ホームの中から、自分に合ったところを選び利用するのです。人気の老人ホームであれば入居待ちでなかなか入れないようなところもあります。 高齢化社会の進む中、多くの民間企業や医療法人などが介護業界に参入する時代となったのです。

では、県別ではどのような分布となっているのでしょうか。

2011年の調べによると、人口に対する老人ホームの施設数が1番多いのは香川県です。次いで、大分県、宮崎県、島根県、熊本県という結果となっています。

一方、1番少ないは東京都です。次いで、埼玉県、京都府、愛知県、栃木県という結果となっています。ここから分かることは、いわゆる大都市に近い地域の方が、老人ホームが足りていないということです。ただし、これは全ての入居施設が含まれているわけではないので、あくまでも1つの参考例です。

老人ホーム件数の推移

今や老人ホームの件数はかなりのスピードで増加しています。特に東京23区には多くのホームがあり、件数だけでなく定員数も増えているのです。

その背景には高齢化や核家族化などの社会的変化もありますし、老人福祉法の改正で、有料老人ホームを運営するのに人数要件が廃止されて食事や介護・家事などのいずれかを提供していればよいとなった定義変更も関係します。

全国に多くのホームができたことで利用者は選ぶ自由が生まれました。しかし、選択肢が増えて、いいことばかりが増えたわけではありません。

老人ホームの中には、自立していた人が入居して急激に機能低下を起こしたという例も存在します。退去時に高額なリフォーム代が請求されたといった事例もあります。多くの受け入れ施設がある中で、値段だけで決めるのではなく、そのホームの内情やサービス内容もきちんと把握した上で選ばなければトラブルに巻き込まれる可能性もあります。元気な状態で入居したとしても、その後もずっと元気なままで入居していられるわけでもありません。医療体制なども確認しておくことが重要です。

なかには、病院と隣接していて安心して医療を受けられる施設もあれば、要介護度や医療度が上がり退去を求められる施設もあります。将来的なことまで見据えて選びましょう。

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