まだら認知症

まだら認知症とは

まだら認知症は、認知症の種類の1つではなく、脳血管性認知症の症状の1つです。一部の記憶障害が特徴と言えます。まだら認知症の症状は段階的に進行していきます。

まだら認知症の主な症状としては、記憶障害や計算力の低下などがありますが、判断・理解力は低下することは少ないため、知識や常識はあり、認知症の症状とは不均衡でまだらな状態であると言えます。ただし、感情面ではうつ傾向が強く、少しのきっかけで人格が変わってしまったようになることもあります。

まだら認知症は小さな脳梗塞が原因となって起こることが多いとされています。個人差はありますが、高血圧により、起こされる動脈硬化が影響しているのではないかとも言われています。そのため、高血圧になっている人の割合が高い、高齢者に発症する確率が高いのも不思議なことではありません。体質にもよりますが、一般的には血圧が高いほど脳梗塞のリスクが高まるとされています。そして、その結果、まだら認知症にもかかりやすくなると考えられます。

治療・予防

まだら認知症に効果のある治療法は開発されていはいません。そのため、完全に治す治療法というものも確立されているとは言えません。しかしながら、まだら認知症は、原因となっている脳疾患の治療を行うことで、症状の進行を抑えることができる可能性があります。治療をせずに放置していると、症状は悪化していきますので、早期に治療を開始するということが大切になります。

また、日常生活を改善することによっても、症状の進行を抑えることができる可能性もあります。バランスの良い食事、適度な運動を行うことにより、高血圧を改善させることができる場合もあります。病気については、定期的な受診を心掛け、医薬品を服用する場合には、薬を飲み忘れないようにすることが重要になるでしょう。

適度な運動を行うことにより、リハビリにも繋がります。1人での歩行に不安がある場合には、付き添いでの散歩などを行うようにしましょう。脳を活性化させるためには、昔の思い出話をさせるよう促すことが有効です。無理のない範囲で、楽しみながら会話をするということが大切になります。すぐに効果は見られないかもしれませんが、続けることが大切です。

脳血管性認知症は、生活習慣の改善により予防できる可能性があると言われている認知症です。そのため、生活習慣を見直すことで、間接的にまだら認知症の予防にも繋がることが予想されます。若い頃から、生活習慣を意識しておくとよいでしょう。

まだら認知症の方への接し方

まだら認知症の症状が見られている人に対する対応については、その症状を周囲の人はしっかりと理解するということが大切になります。まだら認知症の症状は、同じことでもできる時とできない時があります。そのため、これまでできていたことが別日にできない場合には、人を困らせようとわざとやっているのではないかと疑いの気持ちを持ってしまうかもしれません。その結果、無理強いに繋がってしまう可能性がありますので注意が必要です。周りの人は、症状の特性を理解し、できない時はできないのだと割り切り、介助が必要である場合には、介助を行うようにしましょう。生活の全てを介助するのではなく、できることは本人に行わせ、できないことにだけ手を差し伸べるということが大切になります。自分でできることはやってもらう方が、残存機能を使うことでリハビリになります。ただし、まだら認知症では、できると思って全てを任せてしまっていると、思わぬトラブルになる可能性がありますので、常に監視している必要はありませんが、見守るということが重要になります。様子を確認することで、介助が必要となる時、そうではない時を見極めることができるでしょう。

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