認知症の予防

予防できる認知症

認知症は予防できる可能性があると言われています。特に、脳血管性認知症やアルコール性認知症は生活習慣が直接疾患・認知症に結びつきやすいものなので、予防を心掛ける意義は十分にあると考えられます。また、認知症患者の約60%を占めるアルツハイマー型認知症の発症にも、生活を取り巻く環境の影響が大きく関わっていると近年言われています。
また、認知症には早期発見・早期対策がとても大切です。認知症は基本的に進行していくものが多いですが、早期に発見し対策をとることで、進行を遅らせることや症状を緩和することが可能です。予防とは少し異なりますが、認知症と診断された後でも早期対策をとることで、その後の状態に大きく影響を与えます。認知症は患ってしまったら何もできないものではなく、予防・治療どちらも可能なものなのです。

予防法

認知症の予防法は以下の5つにまとめられます。

①食習慣
まず、バランスのよい食事を心掛けることが大切です。高血圧・糖尿病・高脂血症などを防ぐためには、動脈硬化を防ぐ必要があります。そのため、栄養バランスのとれた食生活を心掛け、生活習慣病を予防することで、認知症の予防に結びつきます。特に、野菜・果物・魚を食べることを意識しましょう。
また、多量な飲酒にも注意します。日頃からアルコールに頼りすぎないことも大切です。

②運動習慣
適度な運動は、特にアルツハイマー型認知症の予防に有効だと言われています。特に有酸素運動が有効で、記憶力をアップさせるとともに、脳の委縮もストップしてしまうことも分かってきました。週1回まとめて運動をするよりも、1日に30分ずつでも毎日適度に体を動かす方がオススメです。

③人と接する
人とコミュニケーションをとることが大切です。人と接する機会が少ないと、寂しさをお酒で紛らわせようとしたり、人と関わることがストレスになってしまったりする恐れがあります。

④頭をよく使う
指先や体を使う趣味、クイズやパズルなど頭の体操は脳に刺激を与え、活性化させます。レクリエーションへの参加も効果的です。頭を使うことは、認知症の発症や進行を遅らせること、ストレス解消にも繋がることが期待されています。楽しく行うことが重要で、強制的にやらされると逆効果となります。

⑤睡眠習慣
30分未満の昼寝、起床後2時間以内に太陽の光を浴びることが有効です。日中に活動し、夜しっかりと眠るという、生活のサイクルを築くことも重要です。

気をつけたい合併症

認知症にはアルツハイマー型のものもありますし、血管障害によって発症してしまう認知症もあります。加齢に伴って動脈硬化が進んでくると脳動脈に血栓ができやすくなり、脳梗塞を起こしやすくなってきます。脳の中にある毛細血管も血栓で詰まりやすくなってしまいます。毛細血管で血栓が詰まった状態になるものをラクナ梗塞と呼んでいますが、この梗塞が原因になって血管性の認知症を発症してしまうこともあります。
アルツハイマー型と血管性の認知症が合併して出てくることもあります。この合併症の注意点は同時に起こったときは診断が難しくなってくるという点にあります。物忘れがひどくなったとか、今自分が行っていることが解らないといった症状があればすぐに専門医で診断をしてもらってください。とかく本人は気が付かないことが多いので、周りにいる人が小さな変化に気付くも重要になってきます。
異なる種類の認知症を合併させないためにも、普段の規則正しい食生活や規則正しい生活習慣を身に付けることも大切です。高血圧や糖尿病などで動脈硬化は進行してきます。血管の中で血栓ができにくくするため、ひいては血管性の認知症が合併しないためにも、普段の生活習慣を見直すことも大切です。

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