認知症の治療

認知症の治療

認知症の治療方法は、①薬物療法、②非薬物療法の大きく分けて2つです。

①薬物療法
薬物療法では、症状を和らげたり、進行を遅らせたりすることができます。初期の認知症の進行を遅らせる薬としてアリセプトがあります。これはアルツハイマー型やレビー小体型に有効な薬です。2011年にはメマリー、レミニールなども続いて登場しました。ただし、認知症を治す根本的な治療は現在のところ開発されていません。薬はあくまでも症状を抑えるものであり、認知症を十分理解し自由に生活できるようにすることが認知症の悪化や進行速度を抑えることに繋がると言われています。

②非薬物療法
非薬物療法は、薬を使わずに脳を活性化して、残っている認知機能や生活能力を高める治療法で、様々なアプローチがあります。
例えば、認知リハビリテーション・回想法・音楽療法・園芸療法などがあります。認知リハビリテーションの内容は、簡単な計算・音読・書き取りなどです。回想法とは、若い頃のことを思い出し、共感を得て認知機能を高めるという療法です。若い頃の思い出の場所を訪れる・映画やテレビ番組を改めて鑑賞するなどの方法も回想法に含まれます。音楽療法や園芸療法は、感情の安定や自発性の改善に役立ちます。

上記は一般的に言われている認知症の治療法で、種類によっては他の治療法もあります。

認知症は不治の病ではない

認知症の中には、治る認知症もあると言われています。手術により治る可能性があるのが、正常圧水頭症です。頭の中を巡りやがて吸収される脳脊髄液が、異常に頭に溜まってしまうことで、障害を起こす疾患です。ただし、治る可能性があるというだけで、基本的に治る認知症とまでは言うことができません。他の認知症と同様で、早期発見が重要です。早期に発見できなければ、手術を受けることも難しくなるのです。
他にも、外科的な疾患では、慢性硬膜下血腫・脳腫瘍などが治療可能です。内科的な疾患では、甲状腺機能低下症・ビタミン欠乏症・脳炎・髄膜炎などが治療可能です。これらは、認知症の種類ではありませんが、認知症状が出てくる疾患です。現在の医療では、必ずしも泣き寝入りする必要はなく、治療・予防ができる可能性も大いにあるのです。

認知症についての関連記事

【関連キーワード】
介護何でも番付
Ranking
  1. 人材紹介会社ランキング
  2. 介護資格会社ランキング
  3. 民間介護保険ランキング
編集オススメ記事
Topic

編集オススメ記事

kaizyonoimeigi1 【第3回】介護士の女性ってどんなイメージ?20~40代男性に異性としての魅力を聞いてみました!

介護女子、いわゆるカイジョの恋愛事情などを検証する特別企画。第3回目となる今回は、20代から40代の…

201701271 外国人介護福祉士が急増する!?介護人材不足の切り札になり得るのか!

皆さんの介護の現場で人手は足りていますか? 忙しくて、疲れ切っている…。こんな状況は打開したいもの。…

介護士に向いている人、向いていない人 徹底分析!介護士に向いている人・向いていない人の考え方の差

介護士の仕事内容とは?介護士の仕事は大きく分けて、要介護者である利用者の方の身体介助と日々の生活…

PAGE TOP